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韓国の伝統家屋が残る、北村韓屋村を散策してきました。

景福宮を後にして、徒歩で北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル)へ向かいます。

 

北村韓屋村は、「景福宮(ギョンボックン)」と「昌徳宮(チャンドックン)」という
王宮に挟まれた街並みで、ソウル特別市鍾路(チョンノ)区にある、
韓屋と呼ばれる韓国の伝統的な作りの民家が多く残る場所です。

 

朝鮮王朝時代、北村は王宮に隣接することから、
王族や両班の居住地として栄えていきましたが、

朝鮮王朝末期から日本統治時代にかけての社会的経済事情や、
住宅難を解消するために、路地に家を建てたり、
小規模な宅地に分割して密集し建てられるようになって、
現在は大規模な韓屋は少なくなっているそうです。

漢陽(ソウルの昔の地名)の中心の鍾路と清渓川(チョンゲグン)の
北側にあるという事から、北村という地名がつけられました。

北村韓屋村を構成する地区は以下の11の法定洞からなります。

嘉会洞(カフェドン)
斎洞(チェドン)
桂洞(ケドン)
苑西洞(ウォンソドン)
安国洞(アングッドン)
松峴洞(ソンヒョンドン)
司諫洞(サガンドン)
昭格洞(ソギョクドン)
花洞(ファドン)
八判洞(パルパンドン)
三清洞(サムチョンドン)

北村八景(ブッチョンパルギョン)は、鍾路区が設定した北村の中でも
特に景観が素晴らしい8か所のフォトスポットを集めた場所を指します。

インフォメーションセンターでもらえる地図には、
効率よく8か所をめぐるルートが紹介されているので、
もらっておくと便利ですね!

各スポットの道路には「PHOTO SPOT」の石板が埋め込まれているので、
参考にすればベストな一枚が撮れるかも・・

「冬のソナタ」「個人の趣向」「いたずらなキス」などのロケ地としても知られ、
多くの観光客で賑わっています。

「冬のソナタ」で、高校として使われた学校です。

 

カフェや土産物屋さんも多く目にします。

 

 

 

 

韓国の2大韓屋村としてここ北村(ブッチョン)と益善洞(イクソンドン)がありますが、

北村は、伝統的で外国人観光客に人気があり、
美しい街並みを堪能したり、
伝統文化やカフェで伝統茶を味わうといった楽しみ方があり、

地下鉄鍾路(チョンノ)3街周辺に広がる益善洞は、
北村よりも新しい韓屋村で商業開発が進んでいるエリア。

新旧の文化が混在して、外国人よりも韓国人が多く
特に2~30代前半の世代に人気があるのだそう。

同じ韓屋村でもそれぞれ全く異なる雰囲気なので、
次回韓国に行ったら、2つの韓屋村を比較するのも楽しそうですね!

 

北村韓屋村

◎住所・・・・ソウル市 鍾路区 嘉会洞、苑西洞、斎洞、三清洞 一帯
◎電話番号・・観光案内センター(正読図書館前) 02-731-0574
◎営業時間・・観光案内センター 夏季10:00~18:00/冬季10:00~17:00
◎アクセス・・地下鉄3号線 安国(アングッ)駅から徒歩15分

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