「味噌汁の素」を作り置きして、簡単便利に発酵食品を取り入れよう。
「味噌汁の素」をつくりました~~!!!
毎日でもお味噌汁をいただきたいと思いますよね!
でも作るたびに出汁を一からとるのも大変!
という事で、作り方を教わったので早速作ってみましたよ~~
沖縄に昔からある料理法である「かちゅー湯」からヒントを得ています。
【かちゅー湯】
琉球の時代から、塩分控えめで
出汁の風味豊かな調理法が確立されたようです。
その流れが現在にもつながり、鰹節の消費量が多く種類も豊富です。
かちゅー湯は手軽に出来る汁物で
お椀に5グラム程度の鰹節・味噌を入れ、お湯を注げは出来上がり!
アレンジも自在なので、
ねぎ・にんにく・みょうが・のり・ごま・とうふ・とろろ昆布など
好きな具材を入れれば、簡単に栄養も取れるし、カラダも温まりますね。
【材料】
味噌 1㎏
鰹節 適量
玉ねぎ 大きめのものを1個
醤油 適量(大2~3))
【つくり方】
今回味噌を2種類使いました。
九州フンドーキン醤油さんの麦味噌とマルコメさんの味噌です。
麦味噌は500g、マルコメさんのは650gの量だったので
1㎏オーバーでしたが、量は適当で大丈夫です。
玉ねぎはすりおろしますが、
フードプロセッサーを使いました。
量は大きめのものを1個と書きましたが、
普通の大きさ2個でも大丈夫です。
かつお節も適当な量でいいんですが、
子袋に入っただしパックを破いて、中身を使うのもいいですね。
今回私は、かつお節のパック3袋と
だしパック3袋入れてみました。
醤油は、味噌やだしパックの塩分によって適量が変わると思うので
味噌、かつお節(あるいはだしパックの中身)、
玉ねぎのすりおろしを混ぜた後に味見をしてから
醤油を入れてさらに塩加減を確認するといいと思います。
【味噌汁の素】完成で~~す♡
冷蔵庫でも冷凍庫保管でもどちらでも構いません。
冷凍庫に入れても凍りません。
製氷皿に入れて保管するのもいいですね。
忙しい朝に、仕事帰りの夕飯の支度に
お椀に適量の味噌汁の素と乾燥わかめを入れて
お湯を注げは、すぐにおいしいお味噌汁がいただけますよ~!
もちろん具剤を用意して味噌汁の素を溶かしてもオッケー!
時短になりますね(^^)
お肉に薄く伸ばしてから焼いて、醤油をもうひと垂らししたら
美味しい一品になりました。
★味噌
タンパク質やビタミン群が豊富に含まれる。
女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが豊富で、
生理前の不調や更年期障害の改善に効果が期待できる。
ストレスや紫外線によって体内に蓄積される
活性酸素の除去に効果が期待できる。
抗酸化作用のある脂溶性ビタミンのビタミンE、
水溶性ビタミン様作用物質であるコリン、
配糖体のサポニンを豊富に含む。
イライラ防止、骨を丈夫にするカルシウムがとても豊富。
美容や美肌効果、身体ののコンディションを整える健康効果が期待できる。
タンパク質やビタミン群を豊富に含む。
★鰹節
乾燥・カビ付けなどの製造工程から作られる、
栄養いっぱいでしかもヘルシーで、
うま味成分でもあるイノシン酸を豊富に含む鰹の発酵食品。
良質のたんぱく質が豊富、強い歯や骨を作るリン、
高血圧の予防や筋肉の動きをよくするカリウム、ビタミンD
脂肪の酸化や動脈硬化を防ぐビタミンEを多く含む。
脂肪の酸化を防ぎ動脈硬化の予防に効果的な
ビタミン、カルシウム、ミネラルなども多く含む。
体内では作ることができない8種類の必須アミノ酸もたっぷり
コラーゲンの働きの活性化が期待できる。
★玉ねぎ
硫化アリル、アリシン、ケルセチン、カリウムを多く含む、
比較的安価で保存がきく、利用頻度の高い野菜のひとつ。
カリウムに余分な水分を出す効果があり、
むくみやデトックス効果が期待できる。
血液をサラサラにし、
動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞などの生活習慣病を予防
血圧を下げる効果、糖尿病予防が期待できる。
血行促進作用により冷え性改善が期待
紫外線から肌を守り、シミやシワを防ぐ。
★醤油
大豆と小麦と塩を用いた、
微生物による発酵によって造られる液体発酵調味料。
味噌をつくる過程で出てくる「たまり」が醤油の原型とされる。
時代を経て室町時代の頃に、現在の醤油の原型が出来、
江戸時代の頃には濃口醤油が広まり、料理の幅も広がっていく。
現在の醤油の種類は大きく分けて5つ
1、こいくちしょうゆ
2、うすくちしょうゆ
3、たまりしょうゆ
4、さいしこみしょうゆ
5、しろしょうゆ
製造方法は3通り
1、本醸造方式
2、混合醸造方式
3、混合方式
普段何気なく使っている醤油、
学ぶと奥が深そうです。