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みつろう・シアバター・ホホバオイルで、リップクリームを手作りしよう!

リップクリームを手作りしよう~!

市販のリップクリームは
香料、酸化防止剤、防腐剤、合成着色料など
いろいろな添加物が含まれている場合がありますよね~

「無添加」と記載されていても、
無添加と表示したものが入っていないだけで
他の代わりとなる合成素材が使われていることもある。

代わりの素材が、結局は発がん性物質だったら・・

「う~~ん、使いたくないな~そういうのは」って、思っていました。

手作りだと保存料を入れない場合が多いと思うので、
早いうちに使い切る必要は出てきますが、

みつろう・シアバター・植物オイル・精油のみで作れるので、
添加物を気にせず使えるところが気に入って
もっぱら自分で手作りするようになりました。

 

 

【蜜蝋(みつろう)】

はちみつをを食べた働き蜂は
自分のお腹にある蝋線(ろうせん)というところから蝋(ろう)を分泌し、
その蝋を使って巣をつくります。

巣を作るためにミツバチが分泌した蝋の事を蜜蝋と言います。

ろうそくの原料・家具などのつやだしワックス、
クレヨン、手紙の封蝋、薬、食用にと幅広く利用されるほか、

保湿効果・炎症回復効果の高さから
化粧品の原料としても多く利用されています。

 

【シアバター】

シアバターノキの種子から作られ、
アフリカのガーナ・マリ・ナイジェリア・ブルキナファソが主な生産地。

食用のほか、石鹸・クリームなどの保湿剤に使われる。

成分は飽和脂肪酸のステアリン酸と
一価の不飽和脂肪酸のオレイン酸が主で、
トコフェノール・カロチノイド・
トリペルテン・アラントインなどが微量に含まれる。

高い保湿効果のほか、保護や再生効果も高い。

育毛効果もあると言われている。

植物性油脂ではあるが、常温では固体で、
融点が36度なので、肌に乗せるととろけることから
オイルと言わずバターと表現されている。

 

【リップクリームの作り方】

材料(リップクリーム容器3本分)
※計量の加減によって多めに出来ることがあるので、
もう1本か別容器を用意しておくと安心です。

みつろう 2g
シアバター 1g
キャリアオイル 10g
精油 1~2滴

 

①・・・ビーカーやリップクリーム容器をアルコール消毒する。

参考:スプレー容器に精製水7、アルコール3の割合で配合します。
消毒したいものに吹きかければ、消毒出来て自然に乾きます。
急いでいるときはキッチンペーパーでふき取りも可。

②・・・ビーカーにみつろう、シアバター、
キャリアオイルを入れて湯煎して溶かす。

③・・・好きな精油を1~2滴入れて竹串などでかき混ぜる。

④・・・やけどしないように気を付けながら
リップクリームの容器に注ぎ入れて冷蔵庫で冷やし固める。

 

 

 

 

 

リップクリーム容器に注いでいるそばから
すぐにビーカーのふちに固まりだしでしまうと思うので、

その時は湯煎なべに戻して溶かす作業を繰り返し、
様子を見ながらリップクリーム容器に注いでください。

◎キャリアオイル
ホホバオイル、キャスターオイル、スゥイートアーモンドオイル、
マカデミアナッツオイル、椿油などお好みのもの。

◎精油
ラベンダー、ベンゾイン、フランキンセンス、ローズ、ゼラニウムなど

◎気を付けたい事
* ベルガモット、グレープフルーツ、ネロリ、ユズ、レモンなどは
* 紫外線に反応して皮膚に炎症を起こすものがあり、
* 肌に使う目的の場合は注意が必要。

光毒性と言いますが、
化粧品作りで顔に付けるもの、
リップクリームには使わないことをおすすめします。

手作り化粧品に関しては自己責任でお願いします。
保存料が入っていないので、2か月以内には使い切ってください。

また、肌や唇に異常が現れたときは直ちに使用を中止し、
改善されない場合は、医師の診断を受けて下さい。

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