ママ友3人台湾旅***「村小口眷村」(ジュエンツン)で家庭料理を楽しむ。
Mちゃんの台北在住の友人とのディナーの約束の場所、
「村小口眷村」(ジュエンツン)へ向かいます。
「台北101」からは、淡水信義線の台北101駅からふたつめの大安駅まで行き、
文湖線に乗り換えひとつめの忠孝復興駅まで行き、
板南線に乗り換えひとつめの忠孝敦化駅までという、2回乗り換えるルートのようです。
もう時間も差し迫った状況のため、タクシーを拾う事になりましたが、
雨で金曜日の夜というせいか、全然タクシーが拾えません・・・
タクシー乗り場で並んで待つという事をしないのか、
もう他の人たちと争奪戦です~~!!
5分10分かかってようやく拾えましたが、
まあ~運転手さんの運転の荒い事!!
15分ほどハラハラしながら乗り、無事到着・・・!
「村小口眷村」(ジュエンツン)に到着です!(村小口の読み方がわからない(^_^;))
お店の外観の塗装がきれいな青緑色で、期待が高まります。
備品が無造作に置かれたままの感じです。
軍人さんのお店なのよと、事前にMちゃんから聞いていました。
1949年に中国内での内戦に敗北した
中国国民党の軍人・官僚などを含む住民達が台湾に移住したそうで
眷村(ジュエンツン)は、そうした人達「外省人」の住む地域の事を言うそうです。
1946年の台湾の人口が約610万人、1950年には745万に達したという事で
いかに移住者が急増したか、時代背景がイメージできますね・・
眷村は時代とともになくなったそうですが、
料理は絶えることなく、今でも台湾の食文化として根付いているようです。
「村小口」は、その「外省人」の家庭料理を提供するお店なのだそうです。
お店の入り口には「還我河山」(我々に国土を還せ)と看板が掲げてあったり、
店内には私が撮った写真の文字は切れていますが、
反共抗俄(反中国共産党、ソ連に対抗する)、
增産報國(国のために、生産量を増やす)と壁に書いてあったり・・
食事中重苦しい思いは一切しなかったけど、言葉は重い感じがしました。
でも雰囲気は庶民的~~(^^)
料理は、大陸から台湾に移住したという当時の様子を想像してなんですけど
小麦粉を使った麺類や餃子、野菜など
比較的安価な食材を使ったメニューが多いのだろうと思います。
入口入ってすぐのところに、
小皿や中皿に盛られたいくつかの料理が棚に並んでました。
常温でいいお料理がお皿に盛られているのかなと思いました。
ここから食べたい料理を自分のテーブルに持っていった気がするし、
店員さんに指差し確認後テーブルに持ってきてもらったような・・うろ覚えです。
酒類や鍋ものは、注文後運ばれてくるものもあります。
「18天台灣生口啤酒」 賞味期限が僅か18日!!
ガラスのコップになぜか「カルピス」の文字(*^-^*)
野菜料理を選ぶ率が高かったです。
このお店では臭豆腐のにおいはしなかったのですが、
仕入れによっては出番があるのかもしれないですね!
鍋のスープはあっさり味、肉団子がふんわりした食感で美味しかったです。
獅子頭鍋
炒葱油餅
雙醬麵
などの名前がぼんやりと記憶にあります・・
一品料理
頼みすぎたのか飲みすぎたのかしゃべりすぎたのか・・
お腹いっぱい美味しくいただきました(^^)/
注文を書き込む伝票には日本語が無く、
メニューってあったかしら?日本語は見当たらなかった気がします。
書いてあるメニューはほとんど麺料理でしょうか。
棚に並ばれた料理を見て選ぶ形式でもあったし、
料理名はほとんど覚えていません(^^;)
Mちゃんのお友達が選んでくれない限り、
こんなに素敵なローカルなお店には来れないな~と思いました。
でも日本でもあんまり話さずにジェスチャーだけで食べて帰ることもあるので、
機会を作って是非行ってみてほしいです。貴重なお店だと思います(^^)
いやーホントにありがたい機会をくれたおふたりに感謝です!!
「村子口」
住 所:台北市八德路3段12巷52弄34號
電 話:02-2579-6455
営業時間:11:30~14:30 / 17:00~21:30
定 休 日:毎月第2、第4日曜日
交 通:MRT忠孝敦化駅から徒歩約7分