板橋区立赤塚植物園を見学してきました。

1981年(昭和56年)10月に開園した板橋区立赤塚植物園。
管理舎の改築工事が完了したようで、
入り口あたりに張ってあった防音シートも
すっかり取れてきれいになっていたので、
グッドタイミングと植物園内を見学してきました。

工事は2020年年2月21日~10月28日の間だったようです。

正面出入口に大きなユリノキの木があり、
こちらが本園エリアの入り口となります。


入口にあった案内図

コンパクトで見学するのに手ごろな広さの園内には
約600種類の植物が育てられ、季節によって咲く花も変わり、
季節の移ろいを身近に感じられます。

手ごろな広さなので、ぐるりと一周するのにも健康に良さそうだし
入場無料で季節ごとに変わる草花を楽しめるので
機会があればぜひ訪れてみる事をおすすめします。

1ヘクタール約3,000坪の敷地内に、
分かりやすくテーマに沿ってパーツ分けされています。

大きく分けて、3つのエリアに分かれています。

本園エリア
万葉・薬用園エリア
農業園エリア

正面入り口入ってすぐの右手に新築の管理舎があり、
事務室・緑の相談室・図書館があります。
植物に関することは電話でも対応してくれるそうです。

講習会や展示会もあるようなので、
気になるテーマの時には参加したいなと思いました。

行った日は5月15日、管理舎のならびにばら園があり
満開のばらがちょうど見頃できれいでした。
花に鼻を近づけて香りもクンクンいい匂い~(^^)

ばら園の奥にはふじ棚があります。

ばら園の先には、竹林の広がる日本庭園があります。

中央奥には、高低差のある丘陵の階段を上がると、芝生広場があります。

芝生広場を囲むように、季節ごとに咲く植物がわかりやすく区分分けされていました。
ぼたん・つつじ・さくら・ツバキ・果樹園・芳香のある木・自然林と
植栽がされているので、時期を変えて見るのもいいかもしれませんね!

開花の時期も、掲示板でわかりやすく表示されています。

芳香のある木の道を挟んで向かい側には、
板橋区の花であるニリンソウが生育されています。

小さな池がありましたが、池の中央にはハス。
花はまだ2~3輪ほど咲いている状態でした。

中央奥の芝生広場を道を挟んださらに奥に
左に万葉・薬用園エリア、右に農業園エリアがあります。

万葉・薬用園エリアは、1986年(昭和61年)12月に完成し、
万葉集に登場する植物・薬用に用いられる植物が育てられています。

農業エリアは2020年(令和2年)5月にに完成しました。
子供たちが農作業の体験を行う畑があったり、
育てている野菜やくだものなどを見て楽しむエリアとしてスタートしています。
植物に関して質問に答えてもらえるようなので
育て方がわからないときに相談に乗ってもらうなど積極的に活用したいですね!

今回は万葉・薬用園エリア・農業エリアは寄らなかったので
次回は回ってみようと思います。

(2021.05.15に訪れた状況をもとに投稿しています。)

 

住所 東京都板橋区赤塚5-17-14
電話番号 03-3975-9127
入園料 無料
開園時間 9:00~16:30(12月は16:00まで)
休園日 12月29日~1月3日
休室日 毎週月曜日・第1・3・5火曜日。祝日の場合は直後の平日。ご確認をおすすめします。
アクセス 東武東上線 成増駅北口から赤羽駅西口または志村三丁目駅行のバスで「赤塚8丁目」下車、徒歩5分
東武東上線 下赤塚駅北口から区コミュニティバスで「区立美術館入口」下車、徒歩5分
東武東上線 成増駅または下赤塚駅より徒歩16分
都営三田線 志村三丁目駅から成増駅北口行のバスで「赤塚8丁目」下車、徒歩5分
都営三田線 高島平駅から成増駅北口(美術館経由)行のバスで「区立美術館」下車、徒歩5分

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