あじさい満開! 明月院ブルー
明月院は、JR北鎌倉駅から徒歩10分ほどのところにあります。
臨済宗建長寺派に属する寺
首藤刑部太夫・山ノ内経俊が
1160年、平治の乱で戦死した父・首藤刑部大輔・俊道のために
明月院の前身となる明月庵を建てる。
1256年、鎌倉幕府五代執権・北条時頼が北条長時に執権を譲り、
この土地に最明寺を建て出家生活を送る。
1380年、時頼の子、八代執権・北条時宗が
最明寺を前身に、蘭渓道隆を開山に禅興寺を創建した。
足利氏満から禅興寺中興の命を受け、
関東官領の上杉憲方は寺院を拡大した。
この時、明月庵は明月院と改められた。
その後明治時代に入り、禅興寺は廃寺となり、明月院だけが残った。
第二次世界大戦後、参道を整備する物資が足らず、
代わりにアジサイを植えていき、
のちに、あじさいの美しさが広く知られるようになった。
「明月院ブルー」というネーミングに代表される、
青く美しいあじさいが見事な
「あじさい寺」と呼ばれるようになる。
特に6月のこの時期、あじさいがきれいに咲くころには
多くの参拝者が訪れるようになった。
台湾リスでしょうか。鎌倉の寺院や山部でよく見かけます。
かわいいけど、電線や木の実・くだもの、戸袋・雨戸…
あらゆるものをかじり、被害も少なくないようですね。
今日はとても参拝客が多く、混雑を交わしながらの散策でした。
住所 | 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189 |
電話番号 | 0467-24-3437 |
営業期間 | 拝観時間 6月 8:30~17:00、6月以外 9:00~16:00 |
料金 | 本堂裏庭園拝観は500円別途必要 ・小学生 300 円 ・大人 500 円 ・中学生 300 円 |
宗派 | ・臨済宗:建長寺派 |
アクセス | JR北鎌倉駅から徒歩で10分 |