江の島で1日のんびり過ごそう~!③江島神社にお参り。エスカーに乗って江の島の辺津宮・中津宮へ。
江の島へ出かけた様子を紹介しています。
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江の島で1日のんびり過ごそう~!①江の島駅からすばな通り
江の島で1日のんびり過ごそう~!②江の島大橋から江の島の東エリアと弁財天仲見世通り
弁財天仲見世通りを上ると目の前に「朱の鳥居」という
大きな赤い鳥居が目に入ります。
ここから江島神社となります。
奧に見える白い建造物が「瑞心門」です。
龍宮城をイメージしていて、瑞々しい心でお参りできるようにとの
思いを込めて名前が付けられたそうです。
「江島神社」は3か所に分かれ、3人姉妹の女神さまが祀られています。
奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)
宗像三女神(むなかたさんにょしん)とも呼ばれています。
江島神社は、日本三大弁財天のひとつです。
あとの2つは、滋賀県竹生島の宝厳寺、広島県宮島の大願寺です。
江の島の頂上であるサムエルコッキング苑のある一帯に上るには、
エスカーのそばにある道や階段を上るか
エスカーを利用するのいずれかになります。
「朱の鳥居」そばの神札所の奧の道をまっすぐ歩く事も出来ますが、
行き先は「御岩屋道通り」の和菓子の「中村屋」辺りまで続く1本道となります。
サムエルコッキング苑を超えてさらに奥に進むことになります。
駐在所もそばにあって安心
今回はエスカーを利用しました。
エスカー乗り場は、「朱の鳥居」のすぐそばにあります。
頂上まで5分ほどで到着。3区間に分かれていて上りのみとなります。
1961年完成の日本初屋外有料エスカレーター。
3区間のうち、いずれかの区間を乗らないとしても料金は3区間分必要です。
区間ごとに見どころがあるので、
神社でお参りしたり風景の美しさを楽しめたらと思います。
乗車券の種類は以下の3種類
1dayパスポート
*江の島エスカー・江の島シーキャンドル・江の島サムエルコッキング苑・
江の島岩屋の4施設を1日何度でも利用自由なお得なチケット
大人¥1,000 小学生¥500
展望灯台セット券
*江の島エスカー・江の島シーキャンドル・江の島サムエルコッキング苑の
お得なセット割
大人¥750 小学生¥370
エスカー券
大人¥360 小学生¥180
1基目のエスカー、長いエスカレーターです。
目次
エスカー1区間目 辺津宮(へつみや)、銭洗い池「弁財天黄金浄水」、奉安殿(ほうあんでん)
エスカーを降りたところです。まっすぐ行った先に辺津宮があります。
辺津宮のでは寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られています。
神社でのご祈祷はこちらの辺津宮で主に行われます。
手持ちのお金をざるに入れて、水をかけて清め、その後小銭を池の真ん中にあるおさいせん箱に投げ入れます。
なかなかおさい銭箱に入れるのは簡単ではなさそうです(^^;)
「弁財天黄金浄水」では、
一、健康によい
一、運が開ける
一、声がよくなる
一、美しくなる
などのありがたいご利益が期待できるようなので
心を込めてお祈りしましょう。
八角の「奉安殿」はただいま改装中でした。
日本三大弁財天として有名な「八臂弁財天」
(はっぴべんざいてん)(国指定重要文化財)と
裸弁財天・妙音弁財天(市指定重要文化財)の
二体が祀られています。
料金は大人200円、中高生100円、子供50円
小学生未満:無料 (25名~団体割引)
拝観時間 8:30~16:30
「八坂神社」
奉安殿の並びにある江島神社の末社。
「建速須佐之男命」(たけはやすさのおのみこと)をお祀りしています。
7月の神幸祭(江の島天王祭)は、海中渡御などが行われる大きなお祭です。
1873年に「八坂神社」と名前を変更、2001年に改修工事が完成。
「むすびの樹」
願い事を書いた多くのピンク色の「むすび絵馬」が架けられていました。
良縁成就を願うもので、料金は500円。
次のエスカーまであとすこし。
エスカー乗り場の向かいには、手入れの行き届いた庭「中津宮広場」があります。
エスカー2区間目 中津宮(なかつぐう)、江の島歌舞伎
2区間目のエスカーに乗ります。
到着してすぐ右に「中津宮」があります。
市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。
弁財天様の羽衣をイメージした中津宮独自のマークなのだそう。
美しい恋したい!綺麗になりたい!と願う女性たちに人気です。
中津宮の前にある手形や石灯篭、しだれ桜、しだれ梅に目が留まりました。
看板によると、1999年(平成11年) 七代目尾上菊五郎、五代目尾上菊之助出演の
「江の島大歌舞伎」が盛大に開催され、当地ゆかりの「弁天娘女男白波」を演目とし、
菊之助が演じた弁天小僧は大いに観衆をわかせました。
その時の手形なんですね!
柵の中の「しだれ梅」は、
開演に先立ちお練りで弁財天に詣でた際、
菊之助御自身の手植えにより献樹されたようです。
江戸の頃から江の島には歌舞伎が浸透していたという事ですね。
1782年に江戸歌舞伎を代表する江戸三座の中村座の寄進により石燈籠が建てられ、
献燈200年を記念して尾上菊五郎の手植えにより献樹されたもの。
エスカー3区間目、亀ヶ岡広場、イルキャンティ
そして3区間目、最後のエスカーに乗ります。
3基目のエスカーで上がった所で、ここが頂上になります。
藤沢市の広域避難場所になっています。
時々ここで大道芸を見かけます。
亀ヶ岡広場
並びにイタリアンレストラン「イルキャンティカフェ」や
たこせんべいなどが購入できる売店があります。
これから「江の島サムエルコッキング苑」に入ってみようと思います。