鎌倉駅から江ノ電に乗り、極楽寺・成就院をお参りしました。

こちらの記事の続きです。

鎌倉月一参拝後、「かかん 鎌倉本店」で
ルーロウ飯でのランチ

八角スパイスがいい具合に効いて
トロっと柔らかく仕上がった豚バラが
超好みの美味しさでした(^^)/

早くコロナから解放されて
台湾に行きたい~~!!!

台湾ローカル飯を食べると
旅の思い出がふつふつと沸き起こって
旅したくなりますよね~~

友人たちはくるみっこカフェに
行くことになったのですが
解散後はひとりで極楽寺方面に足を延ばしました。

目次

江ノ島電鉄(江ノ電)で極楽寺駅へ

今年最後の鎌倉だったことと
コロナで他の寺院に立ち寄る機会が無かったので
訪れることにしたのです。

江ノ電鎌倉駅で乗車した電車は
グリーンボーダー柄でした。

2018年12月21日から運行を始めた車両のようです。

「情報発信トレイン」とうたった2両編成の車両で、
江ノ電沿線に生息する植物の色彩、
若葉から紅葉までの年間を通して
植物の移り変わる変化の様子を
ボーダーパターンで表現し
外装デザインに採用したそう。

モダンなデザインが鎌倉で人気の江ノ電に
しっくりなじんでいると思います。

極楽寺で降ります。

鎌倉駅から4駅目、約7分の乗車です。

鎌倉→和田塚→由比ヶ浜→長谷→極楽寺

1年以上来ていなかったので懐かしい気分です~
現在の駅舎は2019年1月に完成したばかりです。

極楽寺

改札を出て左に進むと桜橋という赤い色の橋があり、
渡ったすぐ左に極楽寺があります。


宗派は真言律宗。
1259年に建立され、
開山は忍性菩薩、開基(創立者)は北条重時。
重時は寺の完成前に亡くなったので、
子の長時、業時が遺志を継ぐ。

掲示物によると、
元寇の時には鎌倉幕府の命によって
異国降伏の祈祷を行ったり、
鎌倉幕府滅亡後も国家安泰を祈る
勅願所としての寺格を保った…と、あります。

最盛期には広大な境内を有し、
病人や弱者のための施設も多く備えていたようですが、
戦や火災や震災などの倒壊があったようです。

現在は静かなひっそりとした印象のお寺です。
撮影禁止でしたので、正門のみ撮影しました。

成就院

さっき通った桜橋という赤い橋を渡り、
駅とは反対方向の極楽寺坂切通しを歩きます。
この切通し途中に成就院があります。

宗派は真言宗。
1219年、三代執権の北条泰時が建立。
1333年、新田義貞の鎌倉攻めで焼失し西ヶ谷に移るも
江戸時代に祐尊によってふたたびこの地に再建されます。

108段の階段を上った場所から由比ヶ浜が一望でき
その眺めは素晴らしくて、
しばらくずっと眺めていたい気分になります。

以前は階段や歩道に沿って
あじさいが一面に植えられていましたが、
2019年に創建800年を迎えるにあたり
参道の修復工事が行われ、
参道にあったあじさい262株を
宮城県南三陸町に送られたそうです。

現在あじさいは、所々に植えられている程度で
あじさいの代わりに萩が植えられています。

萩は宮城県の県花という事で、あじさいを送ったご縁から
県花の萩を植えられたそうです。
素敵なエピソードですね!

階段を上った山頂に境内入り口があります。

聖徳太子1300年御忌に建てられた八角の小堂

子授け・安産・子育てに
光徳があるとされる子安地蔵菩薩。

二つの丸い子生み石は、
その石をなでるとご利益があるとされています。

本尊御分身 縁結び不動明王像

スマホに収めて待ち受け画面にすると
お守りになるんですよ~!

空海(弘法大師)

諸国巡礼の際、こちらで護摩焚きを
行ったと言われています。

星ノ井

成就院の向かいに虚空蔵堂があり、
その下に井戸があります。

「星の井」あるいは「星月の井」と呼ばれ
鎌倉十井(じゅっせん)の一つです。

昔はこの井戸の中に昼間でも星の影が見えたので、
この名前が付いていたそうですが、
近所の者が誤って包丁を落してからは
星影が見えなくなったと言われています。

 

この後、道なりにまっすぐ長谷方面に進みます。

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